心のゴンドラ 写真と21世紀の日々

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先入観と偏見

X-E3 & viltrox 23mm f1.4

富士フィルムというと、「色が良い」「撮って出し」がキレイという評価が多いと思う。でも個人的にはRAWが扱い易いと感じる。メインのcanon EOS Rもそうだけど、色が素直だからこそ、微調整が簡単というか。

そしてなんというか、rawtherapeeで現像すると塗り絵感が減る気がする。X-E1からX-T1に乗り換えた時に感じたことなんだけど、jpegが少し不自然に感じた。特に人肌に塗り絵感がでてきた。シャープネスとノイズリダクションが何かちょっと良くない方向にいったのかな、と。そしてX-E3に変えたらさらにその傾向が強くなった気がする。でも、rawtherapeeで現像すると良いクリア感が戻る感じがある。luminarでもいい感じだったので、現像アルゴリズムの問題なのかもしれない。逆にLightroomだと撮って出しの塗り絵感が残る気がした。

まあ、なんだかんだ言いながら、晴れた日の写りはすごく好きなので、これからも使い続けると思います。なんとなくX-E3世代は光量に敏感な気がします。その代わり、オールドレンズや中華レンズの旨みもしっかり出してくれます。