心のゴンドラ 写真と21世紀の日々

写真もこころ ひともこころ いろいろこころ

カメラ。何を使うか

基本的に自分が写真として重視する所は、色や階調、トーンで、ダイナミックレンジや解像度はそこまで気にしてないです。

全く気にしてないというと、そうではないけど、ある程度あれば問題ないと思ってるくらいです。今でも「EOS 6D」で十分と思っているくらいです。さらに言うと、「EOS KISS digital N」でも十分好きな写真が撮れる。AFの正確さ、フルフレームの階調性が好きだから、EOSのミラーレスを使ってるだけとも言えます。

なので、レンズも「MTF」とかそこまで興味がなく、逆に「MTF」が限りなく上限に張り付いてるレンズは好きじゃないです、クリア過ぎて良き立体感も損ねてる気がして。多分、オールドレンズの魅力もそこにあるんじゃないかと。

オールドレンズって意外と解像度は悪くないものが多いです。むしろ今の凡々なレンズよりもキレイに写ったりします。ただ完璧じゃなく、様々な弱点(長所)がある。それに対して、開放からキレイに写る現代レンズ。自分から見たら、大きく作って、最初から絞ったように感じます。四隅の美味しい部分を削ってるというか。

もちろんプロのことを考えると、そんな現代レンズは正解だし、それでいいと思います。「端正」と「くせ、味」の二極化が進むのかな、とも思ってます。

多分、今後キヤノンからは1990~2000年代のような心地よいセミオールドなレンズは出てこないだろうし、ソニーは完全に映像が根底にあるデジタル画質。ニコンZも、四隅まで完璧な超現代レンズ。まだキヤノンのレンズに味(弱点)があるように感じるも、これからは分からない。

 

そんな自分は、EOS Rと富士フィルムのX-E3が性に合っています。表面照射の色と階調が気に入っているのかもしれません。

 

f:id:lunetea:20211024095433j:plain

f:id:lunetea:20211024095417j:plain

X-E3 & new FD 50mm f1.4